Macを使うなら最初に覚えたいのがFinder(ファインダー)です。Windowsでいう「エクスプローラー」にあたる、ファイルやフォルダを整理・検索するためのアプリ。この記事では、起動方法/基本操作/表示切替/検索まで、画像つきでやさしく解説します。
1. Finderとは?できること
- ファイルの表示・移動・コピー・削除
- フォルダの作成・整理
- 検索(名前や中身)
- タグ付けやサイドバー登録で素早くアクセス
2. Finderの開き方(起動方法)
- Dock(画面下)の笑顔アイコンをクリック
- デスクトップをクリック → メニューバー「ファイル」→「新規Finderウインドウ」
- Spotlight(右上の虫眼鏡)で「Finder」と入力して起動

3. 基本操作
3-1. フォルダを開く/作成する
- 開きたいフォルダをダブルクリックします。
- 新しいフォルダを作る:空白部分で右クリック → 新規フォルダを選び、名前を入力。

3-2. ファイルを移動(ドラッグ&ドロップ)
移動したいファイルを、目的のフォルダにドラッグ&ドロップするだけ。コピーしたいときはOptionキーを押しながらドロップします。
3-3. 画像・書類のプレビュー(クイックルック)
ファイルを選択してスペースキーでプレビューできます。もう一度スペースで閉じます。
4. 表示スタイルの切り替え
Finderツールバーの表示切替アイコンから、目的に合わせて選べます:
- アイコン表示:サムネイル重視。画像の確認に便利。
- リスト表示:更新日やサイズを一覧で把握。
- カラム表示:階層構造を左から右へ追える。
- ギャラリー表示:大きくプレビュー+下にサムネイル。

5. 検索と絞り込み
右上の検索ボックスにキーワードを入力すると、即時に候補が表示されます。現在のフォルダだけ検索したい場合は、結果上部の「このMac/フォルダ名」からフォルダ名を選択。種別(画像・書類など)での絞り込みはツールバーのフィルタを活用します。

6. 整理がはかどる小ワザ
- サイドバーに頻繁に使うフォルダをドラッグで追加
- タグ(赤/オレンジ/青など)で用途別に色分け
- タブ(⌘+T)で複数フォルダを1ウインドウにまとめる
- ショートカット:⌘+A(全選択)/⌘+C(コピー)/⌘+V(ペースト)
7. よくある失敗と対処法
ゴミ箱が空にできない: 使用中のファイルは削除できません。該当アプリを終了後、ゴミ箱アイコンを右クリック → ゴミ箱を空にするを試してください。
Finderが反応しない: DockのFinderアイコンを右クリック → 再度開く。改善しない場合は強制終了(⌘+Option+Esc)→ Finder を再起動。
8. まとめ
- FinderはMacの「ファイルの家」。まずは開く/移動/検索を習得。
- 表示切替やクイックルックで、作業がスムーズに。
- サイドバー・タグ・タブを活用して、日々の整理を時短化。
次の一歩: スクリーンショットの撮り方や、AirDropの使い方も覚えると、作業の幅が一気に広がります。